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みんなが知らない?野良猫を上手に撮るコツは「ちょうど良い距離感」

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野良猫撮影には、実はコツがあるんです!
多少運も必要ですが、旅先で野良猫を撮り続けて気が付いたコツがあります。

犬の好奇心旺盛なところも好きなんですが、野良猫との絶妙な距離感を測るのも楽しくて、写真を始めてからずっと野良猫は撮影し続けてきました。

そこで思ったのは、「野良猫を撮影するのって難しい!!」
猫によって性格も違うし、毎回構ってくるわけではありません。

一歩近付いただけで、速攻逃げられたことも数え切れないほどです。
でも、野良猫をよく観察してコツを掴んだら、撮影の成功率が上がりました。

そこで今回の記事は、

  • 野良猫を撮りたいのに毎回逃げられてしまう…
  • 上手な野良猫との距離感ってなんだろう?
  • 野良猫を可愛く撮れる人が羨ましい!

こんなお悩みを持つあなたに向けて、野良猫撮影目的で島へ旅行した経験を持つ私が「野良猫と適度に距離を撮って可愛く撮影する方法」を実体験をベースに解説していきます!

私なりの個人的なやり方なので、参考にしていただけたら嬉しいです。

野良猫を写真で撮るなら距離感が大事になる

野良猫には様々な性格の子がいます。
向こうから近付いて懐いてくれる子がいる一方で、目があっただけでサッと逃げる子もいて、撮影する側としては掴みどころがない存在です。
だが、それが良い…

とはいえ、せっかくなら野良猫を可愛く上手に撮影したいですよね。
そこで大事になってくるのが、「遭遇した野良猫との距離感を慎重に測る」こと。

野良猫との距離感がわかれば、猫の正面の顔やリラックスした姿を写せるんです。

 

具体的な方法として、まず足を止めて様子を伺いましょう。
こちらから何もアクションをしないようにするのです。

例えば自分が道を歩いているとき、目があった人がグイグイ近付いて来たら怖いですよね。
猫も同じで、ある程度の時間は猫にこちらの存在を認識させて慣れてもらってから、近付いたり撮影を始めると、急に逃げられる確率は減ります。

逃げる距離感のラインは、野良猫によって変わるので確実なことは言えません。
他の人が撮った野良猫の写真を見て、距離感や構図を学んでみましょう。

警戒されずに野良猫を上手に撮影する3つのコツ

望遠レンズを使って、リラックスしている猫の姿を撮るのもありですが、少し緊張感を持たせたり、野良猫と仲良くなれた証を撮りたいのならば、近付いた撮影がベストです。

近付いたほうが撫でさせてくれたり、一緒に遊んだりできますしね!
それでは、野良猫撮影の3つのコツをシェアしていきます。

  1. 姿勢を低くする
  2. 目をじっと見ない
  3. 警戒ラインを見極める

①姿勢を低くする

猫と人ではどうしても身長差があります。
その差でビビられてしまうこともあるので、腰をかがめたりしゃがんでみましょう。

しゃがむ時に注意したいのが、急にしゃがまないこと。
急な動きに驚いて、逃げてしまう子もいます。

さらに目線を下げて写真を撮ると、また印象が違う写真が撮れます。
※他の写真でも使えるテクニックです。

②目をじっと見ない

野良猫にとって目が合わせることは威嚇の表れです。
目が大きくて可愛いのでつい見てしまいますが、グッとこらえて目を見ずに視線をずらして敵意がないことを伝えましょう。

さらにカメラのレンズも警戒されることもあります。
大きな目に見えるのかもしれません。

 

野良猫がこちらを見ているときは、目とレンズの向きは違う方向に逸らしておくと良いでしょう。
目が合ったとしても、すぐ逸らすか目を瞑れば大丈夫ですよ!

それでも目を合わせようとしてくる猫がいたら、少し遠ざかって様子を見ましょう。

③警戒ラインを見極める

野良猫には、「この距離に人が来たら逃げる!」という明確な見えないラインがある気がしてなりません。
人間でいう他人に近付かれると不快に感じる空間である、パーソナルスペースでしょうか。

その野良猫の警戒ラインに入ってしまったら、じっと目を見る、逃げる準備をする、鳴き声を出す、しっぽを地面に強く叩く、などわかりやすいサインを出します。

サインを見極めて入ってしまったと感じたらすることは、

  1. 少し遠ざかって様子を見る
  2. その場所から撮影をする

この2つです。
いずれもそれ以上近くことはおすすめできません。

時間経過によって警戒ラインは変わるので、しばらくしたら違ったアクションをよって見ると良いです。

この警戒ラインを探る瞬間が、野良猫撮影で最もハラハラして面白いです。
警戒を解いて仲良く撮影できたときも、気持ち良いですよ!

野良猫に逃げられて写真が撮れなかったときの対処方法

上手に撮影するコツを実践しても、ときには野良猫に逃げられることもあります。
野良猫は気まぐれなのです…

逃げられた場合の対処法も学んで対策していきましょう。

  1. きっぱり諦める
  2. 近場で別の猫を探す
  3. 出会った場所に通ってみる

①きっぱり諦める

ときには諦めることも肝心です!
警戒心が増した猫は、その場所に戻っている確率は低いです。

待つよりも諦めて他の猫を探した方が時間を失わずに済みます。

②近場で別の猫を探す

1匹猫が見つかると、ほかにも近場で猫が見つかる場合もあります。
少し歩き回ってみて、散策してみるのもおすすめです。

何匹も一箇所に固まっている場合もありますし、近所の人と仲が良い野良猫は人がいる場所で休んでいる可能性もあります。

観光や散歩のついでに探してみましょう!

③出会った場所に通ってみる

どうしても逃げられた猫に未練があって、何度も訪れられる場所であるならその場所に通うのもありです。

野良猫は行動範囲が決まっているので、また会える可能性が高いと言えます。
仲良くなれる確率も高いので、時間と距離が可能なのばおすすめな方法です。

向こうから猫が駆け寄っていく瞬間はたまりません…!

野良猫を撮影するのは、慣れたら簡単です

さて、最後にまとめます。

まとめ

野良猫を写真に撮る上手な方法は、

  1. 姿勢を低くする
  2. 目をじっと見ない
  3. 警戒ラインを見極める

の3つでした。

 

そして逃げられた時の対処法は、

  1. きっぱり諦める
  2. 近場で別の猫を探す
  3. 出会った場所に通ってみる

です。

失敗しがちな野良猫撮影ですが、コツを掴めば心を許してくれて撮影ができます。
言語が通じないからこそ、非言語コミュニケーションを駆使して敵意がないことを伝えてみましょう。

 

「そんなに猫が好きな飼えばいいじゃん!」
確かに家で猫を飼えば、毎日愛でて写真も取り放題でしょう。

でも、野良猫と上手く関係性を築いて良い写真を撮る方が、自然とわくわくがあって楽しいのです。

あなたがそんな野良猫撮影に目覚めてくれたら嬉しいです!

ABOUT ME
ヒロ
フォトグラファー / 文筆家|1993年生まれ|スペイン在住|読書、対話、書くこと、散歩、バイク、オードリーが好き|お問い合わせ仕事のご依頼