写ルンですは、今でも大人気。
「写ルンです」は、FUJIFILMのレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)。誰しもが、一度は使ったことのある、フィルムかもしれない。
フィルムカメラに慣れていなくとも、撮りたいときにサクッと手軽に、レトロな雰囲気の写真が撮れる。
今回は「写ルンです」の作例と、使ってみた感想をレビューしていく。
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他のフィルムの作例とレビューはこちら。


写ルンですの特徴

写ルンですは、FUJIFILMが発売している、27枚撮りのレンズ付きフィルム。あくまでも、フィルム自体にレンズが付いていて、フィルムカメラではない、という立ち位置。
だけど、まあ実際はフィルムカメラみたいなもので。通常のフィルムカメラは現像に出すと、フィルムのみ回収されるが、写ルンですは、写ルンです自体が回収されて、手元には残らない仕組みだ。
写ルンですの重さは90gで、とっても軽い。だから、簡単に持ち運べる。フィルムカメラはなんだかんだ、重さがネックになったりするが、写ルンですは手軽だ。
写ルンですの写りは特徴的で、「写ルンです」らしさというか、淡くて懐かしいような写りになる。
フラッシュも焚けるので、暗いところでも撮れるのもありがたい。
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ちなみに、写ルンですには、かつて防水タイプがあり、写ルンですのレンズを再利用して、ミラーレス用のレンズにした「Utulens」と「Wtulens」も存在する。



写ルンですの作例



どこか懐かしいような、淡い表現になる。


フラッシュはあるが、暗い風景はちょっと苦手。だけども、それもおもしろい。


しっかりしたポートレート、というか、遊びながら撮るというのが、楽しい。思いがけないものが撮れたり。


フラッシュを焚いたポートレートは、写ルンですらしさかも。
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写ルンですのレビュー

写ルンですをまとめると、こんな感じ。
- 小さい、軽い、レトロなフィルムカメラ
- 初めてのフィルムカメラに最適
- 淡くて懐かしいような色味
- フラッシュで遊べる
シャッターを切るだけで撮影できる、というシンプルさが、やっぱり写ルンですが、これだけロングセラーになっている理由だと思う。
淡く、懐かしいような色味は、フィルムカメラらしさを表してくれて、初めてフィルムカメラを扱う人でも、仕上がりの喜びを感じやすい。
写ルンですには、失敗写真がない。だって、ぶれたり、指が入ってしまったり、半目だったり、そういうものが日常にはある。そういう緩さが、写ルンですだと許容できる。
学生時代、初めて使ったカメラが、写ルンですだった。その当時から変わらず、そのままで、多くの人を魅了しているカメラだと思うと、なんだか嬉しくなってくる。
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