シュノーケルで使う水中カメラって、どんな基準で選べばいいのかわからないですよね。
答えはシンプルで、「耐深度」と「F値」を元に選んでいけば良いんです。
今回はシュノーケルにおすすめの水中カメラを5種類+αに厳選して紹介します。僕はダイビング歴7年以上で、水中撮影にも取り組んでいるため、記事が参考になれば嬉しいです。
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ダイビングにおける水中カメラの選び方は「ダイビングにおすすめの水中カメラ3選!初心者向けの機材とは?」の記事で解説しています。
シュノーケルの水中カメラは「耐深度」と「F値」が大切
まずはシュノーケルにおける大切な指針である、耐深度とF値について解説します。
①耐深度(防水性)
耐深度とは防水性のことで、記載の数字を超えた深度で使うと壊れる可能性があるという基準値です。
耐深度5mならば、5m以上の深度で使うと水没してしまったり、故障の原因となったりする場合があるわけです。5m以内なら問題なく使えます。
シュノーケルは浅い深度で行うので、耐深5mほどが基準と言えます。
②開放F値(明るさ)
F値とはカメラに取り込む光量を表す数字です。F値が小さいほど、明るくボケが生まれやすくなります。
反対にF値が大きくなるほど、暗くボケにくくなります。F値は固定されたものではなく、設定によって変更できるのが大半です。
開放F値とは対象のカメラやレンズのなかで、最もF値が低い数字のことです。開放F値2.0と書かれたカメラならば、それ以上F値が小さくなることはありません。
水中は陸上よりも光が届きにくくて暗いため、開放F値が小さい水中カメラを選びましょう。
また、水中カメラを使いたい場合は、カメラレンタルを選ぶこともおすすめです。たとえば、「ゲオあれこれレンタル」ならば、水中カメラのラインナップも充実しています。
例として「4泊5日3,980円」から水中カメラが借りられるので、海外旅行や沖縄などの旅行にも対応できる感じですね。
カメラレンタルについての詳細は「おすすめのカメラレンタル・サブスクサービスを徹底比較!」の記事で解説しています。
【結論】シュノーケルで使う水中カメラは「TG-6」が最もおすすめ
- 水中撮影向きの本格的な水中デジカメ
- カメラ本体で耐深15m
- 開放F値2.0の明るさ
- 水中撮影モードの充実
- RAW撮影対応でレタッチしやすい
- 4K動画撮影が可能
- 優れた操作性とシステム拡張性
- 防塵・耐衝撃・耐荷重・耐低温・耐結露
結論として、シュノーケルに最もおすすめの水中カメラはOLYMPUS「TG-6」です。
TGシリーズは長くダイバーたちに愛されている本格派の水中カメラです。最新機種のTG-6はカメラ本体で耐深15mと開放F値2.0でなおかつ、水中撮影に適したモードを搭載しているため、初心者でも簡単に綺麗な写真や動画が撮れます。
インストラクターや写真家も使うほど高機能かつ手軽であり、防塵・耐衝撃・耐荷重・耐低温・耐結露の性能により、アウトドア全般にも使えます。一台持っておくだけで、様々な場面に応用できますよ。
シュノーケルにおすすめの水中カメラ5選
シュノーケルに最もおすすめしたいのはTG-6ですが、それ以外にも各カメラメーカーから優秀な水中カメラが発売されています。
シュノーケルに向いている水中カメラを5種類(TG-6を含む)に厳選してご紹介します。
①TG-6(OLYMPUS)
OLYMPUSのカメラは「オリンパスブルー」と呼ばれる、鮮やかな青色が出やすくなっています。だから水中らしい綺麗な色味を再現できるのです。
さらに手ブレ補正付きで4K動画対応であるため、滑らかな映像を撮ることができます。シュノーケリングの思い出をばっちり残せます。
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高画質な画像と動画が撮れるので、データを保存するSDカードは32~64GBあたりの大容量がおすすめです。
シュノーケリング中にデータがいっぱいでSDカードの交換をするのは不便なので、ある程度の容量があるSDカードを入れておくと安心です。
【TG-6のスペック】
- 耐深度:15m
- 開放F値:2.0
- 手ブレ補正:あり
②HERO11 Black(GoPro)
GoProの最新機種であるHERO11は、前機種より進化したHyperSmooth5.0機能により、手ブレを強いところが魅力です。
シュノーケルは波の影響を受けやすいので、手ブレが起こりやすいんですよね。なので、GoProのように強力な手ブレ補正がついていると、安心して撮影できます。
小型で軽量なので、持ち運びが簡単です。レンズ側にもモニターがついているので、自撮りもしやすくなっています。海遊びにも最適な水中カメラです。
ちなみに、GoProは色々なレンタルサービスで借りられます。おすすめのレンタルサービスについては、「GoProレンタルサービスのおすすめ3選を解説」で紹介しています。
【HERO10 Blackのスペック】
- 耐深度:10m
- 開放F値:-
- 手ブレ補正:あり(強力)
③COOLPIX W300(Nikon)
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COOLPIX W300は発売から日は経っていますが、根強い人気を誇るNikonの水中カメラです。値段も下がってきてコスパが良いです。
耐深度はなんと30mで、水深によってはダイビングにも耐えられるほどの防水性能を持っています。
開放F値は2.8と明るく、手ブレ補正付きで安定して撮影ができます。4K動画撮影も可能で海に限らず、本格的なアウトドアにも使える機種です。
【COOLPIX W300のスペック】
- 耐深度:30m
- 開放F値:2.8
- 手ブレ補正:あり
④WG-7(RICOH)
WG-7は“全天候型”と表されるように、耐深20m、耐衝撃、防塵、防寒などのあらゆるハードな環境でも耐えられる性能を持つアウトドア向きの水中カメラです。
他にはない特徴としては、6灯のLEDリングライトが搭載されていること。
開放F値は3.5ですが、調光可能で強力なリングライトにより、暗い場所での撮影や魚に光を当てたマクロ撮影などが容易にできます。
さらに水中専用のマーメードモード搭載により、水中の青色を自然な色合いに調整できるようになっています。
【WG-7のスペック】
- 耐深度:20m
- 開放F値:3.5
- 手ブレ補正:あり(動画)
⑤FinePix XP140(FUJIFILM)
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FinePix XPシリーズの特徴は、安価でバランスの取れた機能性を持っていること。
水中撮影に適した機能や開放F値は他の水中カメラに比べて劣りますが、耐深度は25mと申し分なく、コスパの良さが良い機種と言えます。
また、他はアウトドアらしい無骨なデザインですが、FinePix XPはFUJIFILMらしくスタイリッシュと可愛らしさが両立したデザインであることも優れているところです。
【FinePix XP140のスペック】
- 耐深度:25m
- 開放F値:3.9
- 手ブレ補正:あり
【番外編】水に強い写ルンです(FUJIFILM)
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フィルムカメラや写ルンですが再ブームとなっていますが、実は写ルンですの水中カメラバージョン「水に強い写ルンです」も存在しているんです。番外編としてご紹介。
フィルムであるため、撮影できる枚数に限りはありますが、フィルムならではの味のある写真を水中で撮影できます。
設定など何もできないのでシャッターを押すだけ。操作がシンプルだからこそ、シュノーケルを楽しみながら写真を撮れます。
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残念ながら既に生産終了していますが、在庫が残っている場合があります。他メーカーの類似品を使ってみる方法もありですね。
【水に強い写ルンですのスペック】
- 耐深度:10m
- 開放F値:10(固定)
- 手ブレ補正:なし
詳しくは「手軽に水中撮影。富士フイルム「水に強い写ルンです New Waterproof」レビュー!」の記事で解説しています。
水中カメラを使ってシュノーケルをもっと楽しく!
シュノーケルに最もおすすめなカメラはTG-6ですが、他のメーカーから発売されている水中カメラも特徴的なものばかりです。
耐深度と開放F値の確認は必須です。しかし、シュノーケルはダイビングと違ってハイスペックさを求められるわけではないので、ご自身の使い方と予算に合った水中カメラを見つけていきましょう。
今回紹介した機材
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