『スペインもヨーロッパだから生活費高いんでしょ?』
住む前は私も思っていました。でも違いました!
長期移住に先駆けて、1ヶ月間バルセロナに住んでみました。
関連記事:独立して半年のフリーランスがノマド人気世界5位の「スペインのバルセロナ」に1ヶ月間試住した結果
そこで感じたスペインの良さは、意外と生活費が安かったこと!
移住者から短期滞在者まで皆さん同じく驚かれるようです。
サッカーが根付く文化、明るい気候、陽気な性格のスペイン人、楽園のようでした…笑
ただ、気を付けないと生活費はググッと上がってしまいます。
そこで今回の記事は、
- スペインに住みたいけど、特にバルセロナは生活費が高そう…
- 1年未満のスペイン短期移住を考えているから、体験者の情報を知りたい!
- スペイン滞在を安く済ませたいけど、我慢はしたくない。
こんなお悩みを持つあなたに向けて、スペインのバルセロナ短期移住経験者であるフォトグラファーが「スペインの1ヶ月感の生活費(バルセロナ編)」をご紹介していきます!
スペイン短期移住者の実際の生活費を公開【バルセロナ編】
スペインの第二都市、バルセロナに1ヶ月住んだ時の生活費です。
レートや金額はざっくりなので、私個人の当時の金額なので参考までにどうぞ。
▼バルセロナにおける1ヶ月間の生活費(短期移住者向け)
内容 | 円 | 備考 |
家賃(Airbnb利用) | ¥60,000 | ・個室 ・WiFi有り ・水道光熱費込み |
食費 | ¥20,000 | ・レストラン ・スーパー |
交通費 | ¥7,000 | ・地下鉄 ・バス ・列車 |
通信費(SIM代) | ¥3,000 | |
交際費 | ¥10,000 | |
観光・ダイビング代 | ¥20,000 | |
コワーキング代 | ¥20,000 | ・1Day利用 |
合計 | ¥140,000 |
合計で14万円ほど、15万は切りました。
「意外と高いな」と思われた方もいるかもしれません。
全くその通りです…
正直、削られる箇所はめっちゃあると反省しました。
Web系フリーランスの仕事をするため、取材と写真撮影で特殊な料金が掛かっているんです。
コワーキング代も人にとっては全くいらない金額ですよね。
順番に解説と失敗したポイントをご紹介していきます。
節約のコツも書いていきますね。
スペインの生活費を抑えるコツ
まずスペインで生活費を抑えるには、
- 固定費を下げる
- 節約の意識(遊びすぎない)
- 家計簿をつける
この3つが大事かなと。
スペインはクレジットカードの普及率が高いです。
なので家計簿サービスと連携して管理すると、お金の流れが見えてコストダウンしやすい!
私は「マネーフォワード」で管理してます。
バルセロナではほとんどのお店が使えたので、現金は1万円も使ってませんでした。
クレジットカードの記録を辿れば、何にいくら使ったかわかります。
おすすめは、年会費無料の「楽天カード」です。海外キャッシングも使えます。
そして実現可能であろう生活費を計算してみます。
通信費と交際費は変わらないので、割愛します。
(飲みと遊びはほどほどに…笑)
▼実現可能な生活費(短期移住者向け)
内容 | 円 | 備考 |
家賃(Airbnb利用) | ¥50,000 | ・個室 ・WiFi有り ・水道光熱費込み |
食費 | ¥15,000 | ・自炊中心 |
交通費 | ¥5,000 | ・地下鉄 ・バス |
通信費 | ¥2,500 | |
交際費 | ¥10,000 | |
合計 | ¥83,000 |
合計8万3千円であれば、充分快適に過ごせると思います。
それでは詳細です!
家賃:¥60,000→¥50,000
1ヶ月の期間なので、部屋はAirbnbを利用。
Airbnbは長期で借りるほど、割引率が高くなりやすいです。
関連記事:【在住経験者が教える】バルセロナのホテル・宿泊を予約できる3サイトを徹底比較
今回は1ヶ月同じ部屋ではなかったので、若干高くなりました。
Airbnbで検索すると、バルセロナ中心部で5万が平均家賃でした。
郊外やドミトリーなどを選ぶとさらに安くなるかと思います。
ちなみに部屋は全て個室、清潔感もあり、個々の作業スペースがあって、バストイレキッチンとリビングが共有という物件でした。
私はシェアルームを海外で3ヶ月経験しましたが、「もうしたくないかな…」と思ったので、絶対に個室派です。笑
海外での生活費の話はよく聞きますが、ドミトリー計算も多いので自分に合っているか見極めると、快適な海外生活になるでしょう!
食費:¥20,000→¥15,000
食費は結構特殊でした。
移住中は、ほぼ外食と夕食代のみの料金だったからです。
つまり、朝と昼が浮いたけど外食が多かったので金額が上がってしまいました。
スペインは外食代が高く、ランチも1,000円越えは普通なんです。
朝はコワーキングで無料のフルーツを食べ、昼は眠くなるのを防ぐために実験的に抜いてました。
あまり真似はしないでください。笑
ただこれは、三食しっかり食べたとしても外食を控えて自炊中心にすれば、上記の値段に抑えられそうです。
パンにハムやトルティージャ(オムレツ)を挟むだけでも、かなり美味しいし腹持ちも良いのでオススメですよ!
交通費:¥7,000→¥5,000
バルセロナは地下鉄とバスが発達しているので、タクシーを使う場面は少ないので交通費も抑えられます。
私がバルセロナから出たのは2回だけなので、地下鉄・バスの10回券(€10.20)+他都市への移動費です。
ジローナという近くの街へ行きました。
バルセロナだけなら5,000円あれば足りるかと思います。
自転車も専用レーンがあるほど発展しているし、中心部の主要箇所なら歩いて移動もできるので、下げようと思えばもっと下げられます。
スケボー移動の人もたくさんいましたよ!笑
コワーキング代:¥20,000→¥0
Web系フリーランスと写真家をしていて、快適な仕事場所がほしかったのでお金をかけました。
コワーキングの使い方は金額面では大反省でした!
良い経験にはなりましたが。
基本的に1日利用で色々な場所を試したのですが、高くつきました。
月額会員か週会員なら、もっと値段は抑えられましたね。
そして「imagin cafe」という、無料で使えるカフェもあります。
ただwifiを使うには、無料だけど何か手続きがいるらしく、何度聞いても私の英語力が足りずに理解できませんでした…くやしい。
スペース自体は完全無料です。
こちらのカフェか部屋で仕事できれば、まるごとコストカットできるでしょう。
関連記事:【参考】バルセロナのコワーキングスペースまとめ【利用者が語る】
関連記事:【参考】バルセロナのWiFi事情とおすすめのカフェまとめ【在住経験者が教える】
観光・ダイビング代:¥20,000→¥0
今回は仕事でダイビングしたことと、写真の作品作りのために入場料がかかる観光地にも入ったので、コストがかかりました。
サグラダファミリアといい、グエル公園といい、バルセロナの有名どころ観光地は入場料かかるので、お財布とよく相談されてくださいね。
観光目的以外なら全くかからないところでしょう。
でも、バルセロナのダイビング面白かったですよ!
ヨーロッパの中でスペインの生活費は安め
ヨーロッパの中でも生活費が安いとされる南欧のスペイン。
実際、スペイン全体でも生活費は安いと思います。
スペインのバルセロナ短期滞在後、ビザの期限もまだあったのでポルトガルのポルト、スペインのバレンシアの順番で1ヶ月ずつ滞在しました。
ポルト・バレンシアともにバルセロナより全体的に少し安めです。
Airbnbの家賃のみですが、
・ポルト:5万
・バレンシア:3.5万
になり、部屋の条件はバルセロナと同じでした。
ヨーロッパなのに、日本の田舎よりも生活費が安いかもしれません。
アメリカも近いし、ヨーロッパ内は飛行機でも片道5千円~1万円で行けてしまうので、拠点としても優れていますよ!
まとめ:スペイン生活への準備は計画的に
さて、最後にまとめます。
スペインのバルセロナの生活費は、「¥140,000」でした。
ただ、上手く抑えれば「¥83,000」あれば快適に暮らせます。
今回は短期滞在という特殊な状態だったので、参考程度にご覧いただければ嬉しいです。
でも、こういったAirbnbを使った滞在の方法があること、ヨーロッパでも生活費が抑えられると知っておくと、生きるハードルはグッと下がります。
私のように個室じゃない人、旅慣れているわけでもない人でもコストは抑えられるので、再現性は高いでしょう。
あとは、自炊スキルはあるとだいぶ楽かと思います!笑
こちらの記事で、短期移住についても書いてますので、よかったらどうぞ。
関連記事:独立して半年のフリーランスがノマド人気世界5位の「スペインのバルセロナ」に1ヶ月間試住した結果
不明な点があったらご連絡もご気軽にどうぞ。
それでは、良いスペインライフを!
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