どこにでも売っていて、基本的だが、鮮やかな描写のフィルム。
「FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」は、FUJIFILMの現行カラーネガフィルムの2つのうちの1つ。FUJIFILMの基本的な立ち位置のフィルムだ。
だからこそ、全国にあるカメラ屋やカメラのキタムラなど、どんな地方であっても、大体FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400は置いてある。
そういった基本的なフィルム「FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」を作例と共に紹介していく。
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同じISO400で、生産終了ののちに再販されている、このPREMIUM 400の前身とも言えるフィルムについては、『「FUJIFILM フジカラー SUPERIA X-TRA 400」作例』の記事で紹介している。
他のフィルムの作例とレビューはこちら。
FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400の特徴
FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400は、日本のFUJIFILMが販売している、ISO400の35mmフィルム(36枚撮り)。
粒子感がほとんどなく、とてもシャープな写りで、色再現性が高い。なので、クセが少なく、鮮やかな色合いという印象を受ける。
ISO400という感度により、日中も多少の暗所も幅広く対応できてちょうどよく、どんな場面にも向いていると言える。
FUJIFILMには、同じISO400の「フジカラー SUPERIA X-TRA 400」があったが、生産終了している。よって、こちらが現行の代替品という位置付けだ。
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また、27枚撮りも生産終了、ハイグレード版の「フジカラー PRO400H」も生産終了しているので、FUJIFILMの2つの現行カラーネガフィルムは、この「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」と「FUJICOLOR 100」の36枚撮りのみとなっている。
つまり、手に入りやすい現行品が、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400ということだ。
とはいえ、現行品ではなくとも、Amazonや全国の店舗では、まだまだ在庫が残っていたり、海外輸入品では販売継続だったりする場合がある。
特に、FUJIFILM フジカラー SUPERIA X-TRA 400は、海外パッケージ版が再販されており、安定的ではないが、まだまだ入手可能だ。
詳細は『「FUJIFILM フジカラー SUPERIA X-TRA 400」作例』の記事にて。
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FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400の作例
使用カメラは「OLYMPUS TRIP35」。TRIP35とSUPERIA PREMIUM 400自体の写りはシャープだが、使用した機体にクモリがあり、若干ふんわりとした質感になっていた。
自然物は特に鮮やかな色合いだとわかりやすい。空の青、植物の緑など、記憶どおりの色合いを再現したい場合、このフィルムは強いと感じる。
夕焼けや少し暗めな場所では、こってりとした発色がある。
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FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400のレビュー
FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400の感想をまとめるとこんな感じ。
- クセが少なく、使いやすい基本的なフィルム
- 値段は最安値クラスではないが、安めな部類
- シャープな粒子感で色再現性が高い
- 鮮やかでハッキリとした発色
まさに、シャープで色鮮やかという写りになるので、求めている仕上がりが予想しやすい。とても基本的なフィルム。
一方で、色再現性は高いが、ほんとに現実の景色に近いかというと、やはり色の鮮やかさがプラスされているように感じる。
アメリカのメーカーのKodakは、温かみのある黄色が特徴のフィルムが多いため、赤や青などを特に鮮やかに写すFUJIFILMと、好みが分かれると思う。
例として、『「Kodak Color Plus 200 35mm」作例』の記事を挙げておく。
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ただ、35mmフィルムの中では値段も高すぎず、どこでも手に入りやすく、鮮やかな色合いの写りになるというのは、誰に対しても、やはりおすすめしやすい。
現行フィルムでもあり、何だかんだいいフィルムだな〜と思う。なくなったら困る笑
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