「セルフダイビングとは、一人での単独ダイビングのことではありません」
「ライセンス取得したけど、ツアーって値段が高い!調べたらセルフダイビングってワードがでたけど、なんだろう?」
「ツアーで本数経験をある程度積んだから、自由に潜ってみたいなー。」
今回は、このような疑問に答えます。
3分ぐらいでさくっと読めるので、ぜひお付き合いください!
セルフダイビングとは
ガイドを付けずに、バディ同士だけでダイビングをすることを、「セルフダイビング」や「バディダイビング」と言います。
これは、Cカードライセンス保持者であれば、基本的に行うことが可能となります。
なぜなら、Cカードライセンスを取得したということは、一定のスキルが身に付いた証明となり、
- 昼の穏やかな水域でバディとダイビング
- 水深18m以内で、減圧停止の必要がない
- 頭上の障害物がなく、水面に直接出ることができる
の3つの条件下ではセルフダイビングも可能となるからです。
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セルフダイビングの4つのメリット
そもそも、ガイドを付けないセルフダイビングってどのようなメリットがあるのでしょうか?
1. スキルの向上によって、自立したダイバーになれる
セルフダイビングでは、器材のセッティング、潜水計画、水中での自己管理、アクシデントの対応など、全て自分たちで解決しなければなりません。
そのため、必然的に自分で解決するマインドと技術が身に付き、総合的なスキルの向上に繋がります。
自分で解決できるマインドが身に付くと、ガイド付きダイビングでもトラブルや海況の変化にも対応できるため、余裕を持ったダイビングができ、周りの景色や魚を見るための視野が広がります。
これらは、日本で一般的なガイド付きダイビングでは、なかなか身に付けることができません。
2. 自由度が高い
自分たちで潜水計画を立てるため、そのポイントの好きな場所の好きな時間だけいることができます。
たとえば、目当ての魚がいた時にダイビング1本分、まるまる同じところに滞在して、写真を粘ることも可能になります。
この計画のカスタマイズ性の高さが、セルフダイビングの魅力です。
3. ツアーのダイビングより低価格
セルフダイビングは、通常のダイビングよりも値段が安いです。
なぜならば、通常のツアーダイビング代には、ダイビング代(タンク代)+ガイド代+交通費や手数料が含まれているからです。
純粋なダイビング代(タンク代)のみとなる場合が多く、低価格です。
また、海外の一部の地域ではガイドがオプションの有料になっているところもあります。
4. ガイドやインストラクターのありがたさを知る
セルフダイビングをすると、今までのツアーダイビングでは、プロたちが様々なことを代行してくれたり、サポートをしていることが改めて実感できます。
一度、ありがたさがわかれば、ツアーダイビングで主体的に楽しむことができるようになります。
セルフダイビングの3つのデメリット
セルフダイビングには、危険やトラブル、さらには不安点がいくつかあります。
ダイビングをより主体的に楽しむために、不安点を知って、情報を集めることや対策は重要になります。
1. ライセンス取得後に、すぐは難しい
原則はライセンス取得後のスキルレベルでセルフダイビングは可能です。
しかし、ライセンス取得後すぐに行う場合は、バディどちらかがレスキュー以上のベテランかインストラクターの資格保持ダイバーだと良いでしょう。
たとえば、バディふたりが初心者ダイバーの場合は大きな危険が伴います。
ツアーダイビングを何本か経験してセルフダイビングに臨むと安心です。
その際も常に、主体的にダイビングに臨むようにしましょう。
・ツアーダイビングを何本か経験する
・ツアーでも主体的に考え行動する
2. 事故の責任
ダイビング事故をおこなさいために、細心の注意を払いましょう。
セルフダイビングとは、単独で潜るダイビングではありません。
実際に、単独で潜って死亡したひともいます。
ただし、事故に対して、注意を払うことは大切ですが、恐れすぎたりしてダイビングを楽しめなくなることはないようにしましょう。
そのためには情報やスキルの確認が必要です。
・絶対に単独で潜らない
・事故の情報や対策をしておく
・必要以上に事故を恐れない
3. ローカルルールの存在
現地の各ダイビングショップによって、セルフダイビングができる基準が変わってくる場合があります。
なぜなら、タンクを貸している以上、事故をした時の責任を負いかねないから。
基準を設けてリスクを減らそうとするのです。
たとえば、累計20本以上、アドバンスレベル以上など。
これは、現地のダイビングショップの基準は覆すことができないので、達することができない場合は、違うポイントに変更するか、その基準まで経験を積むかです。
・違うポイントに切り替える
・基準に達するレベルまではツアーダイビングをする
セルフダイビングに必要な2つの準備
情報を集めること、スキルの確認がとても重要になります。
また、必要機材は
- シグナルフロート
- ダイブコンピュータ
- コンパス
の3つです。
しかし、現地ダイビングショップによっては、これらのものや重軽器材がレンタルできる場合があります。
なので、情報集めとスキル確認を怠らないようにしましょう。
1. スキルのチェック
ダイビングライセンスのCカード保有者であれば、セルフダイビングは可能です。
講習で習ったスキルを使用しますので、初めてセルフダイビングを行うひとは事前に復習しておくと良いです。
また、現地のダイビングショップによってはセルフダイビングについて、丁寧に教えてくれるところもあるので、積極的に聞きましょう!
自分のスキルを確かめたいひとは「バディダイブ」のサイトからどうぞ。
自分の器材が正常に作動するか、問題はないのかを事前に確認しましょう。
また、ダイビングポイントによっては、装備の組み合わせも異なります。
レンタルするひとは、何が追加で必要かも確認しましょう。
2. バディを探す
一番大変かつ大事です!笑
もっとも早い方法は、ガイドやインストラクターと仲良くなって、バディを組むことです。
その際も、自立の意識を忘れないようにしましょう!
他には、インストラクター試験を目指しているひとなどは、セルフダイビングに興味をもっている場合が多いです。
わたしは、この方法でセルフダイビングをするひとを見つけました。
同じツアーのひとなどに、聞いてみたりするのは良いですね。
ちなみに、セルフダイビングの予約サイト「バディダイブ」では、現状バディのマッチングなどは行われておりません。
ここがプラットフォームになれば、セルフダイビングの知名度も上がると思うので、なんとかしたいところですね!
セルフダイビングに最適なサービスやショップとは
まだまだ未発達のジャンルですが、いくつかサービスやセルフダイビング推奨のポイントがありますので、ご紹介します。
セルフダイビング予約サイト「バディダイブ」
日本で唯一のセルフダイビング予約サイトです。
交流会などもあるので、登録しておくとバディが見つけやすくなります。
たまに、ダイビンググッズプレゼントも行われます。
三浦 海の学校
関東で有名なセルフダイビングが可能なダイビングショップ。
ここでは、セルフダイビング経験者が多く集まるので、情報が集まるのとスタッフが丁寧に説明してくれます。
わたしもこのショップでセルフダイビングデビューしました。
まとめ:セルフダイビングとは
さて、長くなってきたので、まとめます。
セルフダイビングとは、ガイドを付けずに、バディ同士だけでダイビングをすることです。
メリットは4つありまして、
- スキルの向上によって、自立したダイバーになれる
- 自由度が高い
- ツアーのダイビングより低価格
- ガイドやインストラクターのありがたさを知る
でしたね。
対して、デメリット3つは、
- ライセンス取得後、すぐは難しい
- 事故の責任
- ローカルルールの存在
がありました。
そして、必要な2つの準備は、
- スキルのチェック
- バディを探す
となります。
このあたりを、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自立したダイバーになると、主体的にダイビングができて、水中でも余裕がでてきて良いことづくめです。
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