LINEモバイルの新規申込は終了しました。既に利用している方のみ、サービスが継続しています。
格安SIMの「LINEモバイル」って、問題なく使えるのでしょうか。
三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホプランを使い続けていると、格安SIMが気になりつつ、通信速度の遅さや通信量の制限などが不安で、なかなか乗り換えに踏み切れないものですよね。
ずっとドコモを使い続けていていた私。意を決してLINEモバイルへ乗り換え、地方移住や海外滞在などを繰り返しながら約2年が経ちました。
先にお伝えすると、「LINEモバイルは地方でも全く問題なく使えて乗り換えも簡単」な印象でした。ドコモ時代はスマホに「月1万円」以上支払っていましたが、現在は「月2,000円」程度です。
乗り換えずに迷っていた時間とお金、実にもったいなかったと思います。月額制のサブスク型サービスが増えてきた現代、スマホの料金は率先して削減したいものです。
LINEモバイルを実際に地方で使い続けてきた、正直な印象をお伝えします。三大キャリアから格安SIMへの乗り換えに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
「LINEモバイル」の料金プランは月額600円から
LINEモバイルはLINEが提供する格安SIMです。格安SIMは三大キャリアと比べて格段にスマホ料金が節約できます。
他の格安SIMと比べると、全てのプランでLINE使用時(チャット・通話問わず)にデータ通信量を消費しないシステム、さらにSNS利用時もデータ通信量を消費しない「データフリー」プランもオプションで選べるところがLINEモバイルの強みです。電話番号も乗り換え前と同じ番号を使えます。
また他の格安SIMEでは不可能な「LINEの年齢認証」ができるため、LINEのID検索が利用できるメリットも。
つまりはスマホで使っているサービスを考えたときに、LINEを中心にSNSの割合が高い方はLINEモバイルに乗り換えるとお得度が高いのです。
LINEモバイルの最小プランはLINE使い放題付きでデータ容量500MBの月額600円から。データ容量として500MBは少なく感じますが、SNS以外でデータ通信量を消費しない方なら、最安値の月額600円も可能でしょう。
さらに電話を使わない方はSIMタイプの「データSIM」を選べば、電話付き「音声通話SIM」より安くなります。
LINEモバイルはどのプランにもLINE使い放題が付いています。それに「データフリーオプション」を付けてSNS使い放題にできます。
「SNSデータフリー」はLINEにFacebook、Twitterを加えたオプションです。「SNS音楽データフリー」はLINE、Facebook、TwitterにInstagram・LINE MUSICを加えたオプションです。よく利用するアプリによって、オプションを選ぶと良いでしょう。
現在のLINEモバイルの料金プランです。
ベーシックプラン(LINEデータフリー) | ||
データ容量 | データSIM | 音声通話SIM |
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
データフリーオプション | ||
SNSデータフリー(LINE+Twitter・Facebook) | +280円 | |
SNS音楽データフリー(SNSデータフリー+Instagram・LINE MUSIC) | +480円 | |
オプション(一部) | ||
10分電話かけ放題 | +880円 | |
端末保証(LINEモバイルで購入した場合) | +450円 | |
端末保証(既に持っていた場合) | +500円 | |
ウイルスバスター | +420円 |
基本の「ベーシックプラン」から「データ容量」と「SIM」の種類を選びます。全てLINE使い放題付きで、さらに他のSNSを使い放題にしたい場合は、「データフリーオプション」から希望のプランを追加、その他のオプションも選んで完了です。
LINEモバイルの料金プランの流れをおさらいします。
- 「データ容量」を選択
- 「SIMタイプ」を選択
- 「データフリーオプション」を追加するか選択
- 「オプション」を追加するか選択
以上で、実に明確な料金プランです。公式サイトからシミュレーションもできるため、求めるスマホの機能に必要最低限のプランをLINEモバイルなら選べます。
三大キャリアって、公式サイトや契約者ページの料金が非常にわかりにくいと感じます。自分がいくらスマホに支払っていて、いくら削減できるのか確認しにくいですよね。
オプション付けようとしてくるし、正直なるべく高い料金で契約させるためだと疑ってしまいます…
その点、LINEモバイルは料金プランがわかりやすく、実際に契約した場合の月額料金が契約前から把握できるのはメリットのひとつです。
現状のスマホ料金とシミュレーション上の料金を比べて、月額いくらお得になるのか確認してみましょう。私は月額8,000円以上、つまり年間96,000円以上お得になりました。
「LINEモバイル」はSNS使い放題で通信量が気にならない
LINEモバイルの特徴である「データフリー」。対象のSNSを使ってもデータ通信量を消費せず、データ容量に達したあとに通信速度制限が掛かっても通信速度は落ちないサービスです。
私はLINEモバイルになってから、通信速度制限(3GBプラン)が掛かったことはありませんが、もはや日常で必須の連絡手段のLINEがチャットや通話、さらにビデオ通話までスムーズに使える安心感があるのは、LINEモバイルにして良かった点です。
家族や子どもがいる家庭だと、連絡手段としてLINEを子どもに使わせる場合もあるかと思いますが、最小プランでもLINE使い放題付きなので、お得に安心に使えますね。
スマホでデータ通信量を気にする行為って、LINEの電話、SNS、動画、ゲームの4つぐらいではないかと思うんです。そのうちに2つにデータ通信量を使わないとなると、データ容量が最低限のプランを選べて、スマホ料金は安くなります。
ただし公式アプリからの利用のみが対象です。Twitterなどは公式以外のアプリが複数出ていますが、そちら経由だとデータ通信量は掛かってしまいます。さらに各SNSの一部機能は対象外になっているため、公式サイトの事前確認が必須です。
ドコモから「LINEモバイル」に乗り換えて2年。地方でも困ったことがない
LINEモバイルは格安SIMで速度や繋がりやすさに難ありと思っていましたが、地方含めた移住を繰り返した私の印象としては全く速度の遅さや繋がりにくさを感じませんでした。
なぜならLINEモバイルは三大キャリアの回線を借りているため、地方のカバー範囲も広く、繋がりにくいことはほとんどないからです。むしろ人が密集するエリア(都会など)の方が速度が遅くなることは、三大キャリアでもあります。
というわけで、地方でもLINEモバイルは問題なく使えます。
ちなみに私はケータイを使い始めた学生時代からドコモを使っていて、LINEモバイル乗り換え前のスマホ料金は月1万円を超えていました。端末料金が月々上乗せされているとはいえ、今思えばゾッとします。
LINEモバイルに乗り換えて2年が経ちましたが、毎月2000円前後のスマホ料金です。
▼実際の私のスマホ料金
データ容量3GB、音声通話SIM、コミュニケーションフリープラン(旧プラン名で、現在の「SNSデータフリー」にInstagramを追加したプラン)を使っています。
基本はメッセージアプリの通話を使うので電話はほぼ使いませんが、サービスの問い合わせなどで電話が長引いて通話料金が基本料金に加算され、たまに月2,000円を越すぐらい。乗り換えて良かったです。
LINEモバイルのデメリットを無理に挙げるとするならば、
- キャリアメール(ドコモなどのメールアドレス)が使えない
- 格安SIMのなかでも通信速度はデータ上遅い
の2つぐらいですかね。
しかしキャリアメールを今も現役で使っている人は少ないんじゃないでしょうか。メールが主な連絡手段だとしても、無料のGmailに乗り換えればLINEモバイルでも使えますし、キャリアに依存せずに使い続けられます。
データ上の通信速度は他の格安SIMよりも遅いようですが、正直気にならない差です。通信速度で格安SIMのメーカーに悩むくらいなら、早めに乗り換えて節約した方がメリットは大きいと個人的には思ってます。
料金プランも明確で、乗り換え時も簡単、地方でも繋がる、料金が格段に下がったなど、LINEモバイルの良さしか今のところ感じていません。
もちろん格安SIMは相性があります。私はスマホゲームをせず、動画はパソコンで見るため、スマホでデータ通信量を最も使うサービスはSNSとLINE通話です。仕事上、WiFiに繋がる場所にいることは多いこともあり、SNSとLINEの通話の通信量が削減できれば良かったのです。まさにLINEモバイル向きでした。
しかし同じようなスマホの使い方をしている方も多いのではと思います。LINEとSNSの使い方を振り返ってみて、最も合う格安SIMを決めましょう。
「LINEモバイル」に乗り換えて大満足。地方でも問題ない格安SIM
乗り換える前は何かと不安だったLINEモバイル(格安SIM)ですが、2年ほど使ってみた結果としては、大満足です。
私はスマホ料金がドコモの月1万以上から、LINEモバイルで月2,000円程度に。ざっくり計算して月額8,000円がお得になり、年間だと96,000円です。好きなモノが買えたし、海外にも行けたなと悩んで先送りにしていた時間を後悔しました。
固定費や契約の見直しは手間の掛かる行為ですが、一度見直すと後はずっと費用削減ができます。削った分、貯金や新しい楽しみに充てられます。
日常的に使うスマホだからこそ、コスパ良くご自身に合ったサービスを選ぶことをおすすめします。三大キャリアからLINEモバイルへの乗り換え、検討してみる価値はありそうです。
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