読書をしたいとき、図書館の選択肢を思い浮かべるけど、普段から使っていないと面倒そうで避けてしまう人は少なくないと思います。
図書館ってアナログなシステムで学生や高齢者が多く、平日働いている人には使いにくいイメージがあるかもしれません。
でも、図書館は誰でも使いやすい最強の公共施設なんです。私も本格的に使い始めてから、図書館の良さを改めてもっと色んな人に知ってほしいと思ったんです。
図書館を活用するポイント
・ネット予約で楽に本を借りる
・レファレンスで自分の選択肢にない新たな本に出会う
・喧騒から離れて何かに集中する場所として使う
誰でも知っている存在の図書館ですが、普段から図書館を利用してみて気付いた、具体的な活用術をお伝えします。
意外と盲点な「図書館」という選択肢
図書館の良さを改めて見てみましょう。
・基本的に在住在勤している地区なら誰でも無料で使える
・ネット予約できる図書館が多い
・オシャレで居心地の良い図書館が増えている
・最新の書籍も揃っている
・雑誌や新聞、CD、DVDなど、本以外の種類も豊富にある
まず、図書館は無料で誰にでも開放されています。
図書館ってそういうものなんですが、あらゆることにお金が掛かる時代に無料で本が読めて、じっくり滞在できる場所って改めて考えると凄く貴重ですよね。
居場所というか、日常から離れて受け入れてくれる場所があると人は安心して暮らせます。家で読書したり、本を読んだりできない事情の人もいますからね。
ただ、本を借りる(利用者カードを作る)場合は在住在勤している地区の図書館に限られることが多いです。図書館によって本当に様々なので、利用したい図書館がある場合は規約を確認してみましょう。
図書館は分館や県立図書館、大学図書館など様々な種類があります。いつの間にか移転や改装されて凄くオシャレになった図書館も増えてます。東京に住んでた時は移転した豊洲図書館とか好きでした。
最寄の図書館以外も視野を広げてみると、落ち着ける図書館はきっと見つかりますよ。
図書館で利用できるサービス
図書館には本の閲覧・貸し出しを基本として、いくつものサービスがあります。それぞれの図書館によって変わりますが、いくつかまとめてみます。
ネット予約
・インターネットサービス専用のサイトがある
・本の貸出、延長、履歴、予約の確認ができる
・事前に利用者登録が必要な場合が多い
専用サイトで蔵書検索や貸出予約ができる図書館は増えています。わりと地方の図書館でも対応していたりするので、見てみることをおすすめします。
図書館に行かず、電話もせずに本を確保してもらい、期間内の好きなタイミングで受け取りに行けるのです。延長の処理もできたり、予約待ちの場合は自分の前に何人予約しているのか確認できたりします。
忙しい人でもタイミングを調整できるので、凄く便利ですね。
予約から本の準備までの期間は図書館によりますが、返却したい日の数日前に予約をしておき、返却と同時に予約本の受け取りをするとスムーズです。
取り寄せ・リクエスト
・別の図書館から取り寄せする
・置いてない本はリクエストできる
図書館に置いてないけど借りたい本が出てくる場合があると思います。相談すれば市町村内の別の図書館や他地区の図書館から本を取り寄せてくれる場合があります。
それでも本がない場合、リクエストができます。
全てのリクエストが承認されるわけではないのですが、わりと置いてくれる気がします。どうしても借りたい本がある場合はリクエストしてみましょう。
そもそもネットの場合は、市町村内の図書館を横断して本の確認と貸出予約ができる場合があるので、本は見つかりやすいです。
レファレンス
・調べ物、探し物に役立つ本を教えてくれる
・自分だけでは辿り着けなかった本に出会える
レファレンスは相談すれば図書館員が適切な本を探してくれるサービスです。
漠然とした目的はあるけど、イマイチ具体的な本が思いつかない場合に有効になりますね。
「この分野に詳しい本ないかな」
自分で本を探すと知らないうちに偏った本になることは誰しもがあると思うので、他者の視点で本を選んでもらうと、知識に広がりが出ます。
図書館の核となるサービスなので、遠慮せずに相談してみるのがおすすめです。図書館に足を運ぶ良さのひとつですね。
擬似コワーキングスペース
・閲覧室や自習室が開放されている
・フリーWiFiが使えてPC作業可能なスペースがある
図書館によっては読書以外の作業に使える場合があります。
学生が自習しているイメージはあるかもしれません。最近だとフリーWiFiや電源が使えて、PC作業可能なスペースが作られている図書館もあります。
行動圏内の図書館でちょうど良いスペースがないか、館内を探してみることをおすすめします。
居心地が良く、WiFiと電源付きでPC作業可能なスペースがある図書館が近くにあった時は、気分転換としてコワーキングスペースのような使い方してました。
ただ、図書館やスペースによっては読書以外の利用が推奨されていなかったり、長時間の利用は禁止されていたりするので、事前にルールを確認しましょう。
図書館を活用して本との距離感を探る
図書館は無料で使える最強の公共施設です。しかし、本が無料で読めることに関して「図書館は作者にとって敵か?味方か?」という論争が昔からあります。
質の良い文章を提供してくれる作者に対して、本を購入せずに読むことで、作者への還元が行われないのではないか、という意見もあるのです。
でも、私はお金以外の還元方法もあると思うので、図書館を利用します。図書館で借りて読み返したくなった本は購入したり、人におすすめしたりする場合があります。
図書館には独立初期のお金のない時に本当に助けられました。本を全く読まない家庭で育ったので、幼少期は図書館だけが本を読める場所でした。
経済状況や環境に左右されずに、誰にも本を読む権利を与えてくれるのが図書館の最大の良さだと思います。
改めて図書館を活用してみようと思っていただけたら嬉しいです。
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