在宅やリモートワークの体の疲れ、マウスを変えると改善できるかもしれません。
私がMacBook Proをメインマシンとして導入したとき、選んだマウスがロジクール「MX ERGO」でした。通常のマウスとは異なるトラックボール型なので、マウス自体を動かさず埋め込まれたボールを親指で動かして使います。
(2022/06/24 21:11:09時点 Amazon調べ-詳細)
これが私の求める作業環境にマッチしていて、すでに3年間使い続けています。
以前デスクトップで通常のマウスを使っていたところ、腕に疲れが出てきたんですよね。MX ERGOは確かに慣れるまでは戸惑いましたが、Bluetoothでワイヤレスに繋がって、充電も持つので、すっかり欠かせない存在となりました。
トラックボールマウスは初めての方には難しそうなイメージがあると思うので、3年間使ってみて感じた良さや気になるところをお伝えします。
タップできる目次
理想の作業環境にはロジクール「MX ERGO」が必要だった

メインマシンをMacBook Proにすることで、デスクトップよりも身軽にどこでも作業ができる。そして自宅で長時間取り組むときはカラーマネジメントモニターを使う。このような使い方を理想としていました。トラックパッドは長時間使っていると疲れを感じますし、モニターを使うにはマウスが必要です。
そして、長時間PCと向き合うことになるので、なるべく疲れにくいツールで作業環境を構築したい思いがありました。コードが邪魔にならないワイヤレス、腕の疲れにくさをマウスに求めたときに、トラックボールマウスのMX ERGOに辿り着いたのです。
作業環境について詳しくは「MacBook Proにおすすめのアクセサリー・周辺機器16選+α|20代フリーランスの作業環境」の記事に書いています。

ロジクール「MX ERGO」の特徴

MX ERGOはロジクールのトラックボールマウスのハイエンドモデルです。スタンダードモデルには「M575」がありますが、疲れにくい傾斜の角度調整(後述)がなかったり、充電式ではなく電池式だったりするため、価格が安い分は少し不便になっています。
MacとWindowsのどちらも使えて、OS問わず複数のデバイスを行き来する機能もあります。
(2022/06/24 21:11:09時点 Amazon調べ-詳細)
人間工学に基づいた疲れにくいデザイン

MX ERGOのデザインは、良い姿勢で長時間の使用にも耐えられるように、人間工学による設計がされています。
通常のマウスではカーソルを動かすたびに腕全体を動かす必要があるため、疲労が溜まりやすいです。マウスパッドがズレて上手く動かなかったり、動かした時の大きな音などでイライラした経験がある人もいるかもしれませんね。
通常のフラットな状態から20°傾斜をつける調整機能付きで、手や手首、前腕の筋緊張を20%軽減できるようになっています。少しの傾斜でも体の疲労は結構変わるものだと実感しましたね。
完全ワイヤレス・充電の持ちが良い
Bluetooth搭載なので、完全ワイヤレスで使用できます。もう有線のマウスには戻れません。
そして、充電は凄く長持ちします。公式の説明ではフル充電で最大4ヶ月、1分の充電で24時間使えるとなっています。私は充電がなくなる前にこまめに充電してしまうのですが、1~2ヶ月忘れていても、全然使えていますね。電池ではなくmicroUSBで充電できるところも便利です。使いながら充電もできます。
ユーザーの手を煩わせずに、ずっと同じ調子で使い続けられるのはMX ERGOの強みですね。
ボタンキーのカスタマイズ機能

MX ERGOの良さはカスタマイズ性の高さ。左右のボタンやホイールを含めると、合計8つのボタンがあり、それぞれのボタンを専用のPCアプリでキー割り当てできます。デザインや写真編集にありがたい、カーソルがゆっくり移動する精密モードなどもあります。
このキー割り当て、実はめっちゃ便利です。人それぞれいつも使っている操作を手元のボタン一つでできるようになるからです。
また、私のようにMacBookとモニターを組み合わせていて、トラックパッドが使えない人にはキー割り当てが重要になってきます。トラックパッドだと3本指スライドでアプリ間を移動できますが、それをキー割り当てならば、再現できるのです。私は人差し指部分のボタン2つを割り当てています。
ロジクール「MX ERGO」を3年間使い続けてみた

出先ではApple公式マウス「Magic Mouse2」をたまに使いますが、基本的にはMX ERGO一択で使い続けて3年が経ちました。実際に長く使ってみてわかった点を紹介します。
慣れたら快適で体が疲れにくい

トラックボールマウスの最大の弱点は、使い始めの圧倒的な違和感です。通常のマウスしか使わない人にとっては、最初は気持ち悪さを感じるかもしれません。私も何度もマウスを動かしてしまい、変な気分でした。
ただ、その違和感は数日でなくなってしまいました。トラックボールに慣れてしまったら、親指だけ動かすので疲れは減りましたし、スイスイ動かせる快適さを感じました。
最初の違和感を乗り越えてしまったら、通常のマウスに今度は違和感とより疲れを覚えるようになりますよ。徐々に手に馴染んでくる感じが面白かったですね。
こまめな掃除が必要で少し面倒
トラックボールマウスは人間の手でボールを直接触るので、結構な頻度でボール部分に手垢やゴミなどが詰まり、反応が悪くなります。
掃除はボールを外してゴミを拭いて取り除くだけですが、こまめに掃除するのは面倒に感じてしまいました。作業に集中しているときに反応が悪くなると「またか…」とちょっと不快な気分になります。構造上、仕方ない部分ではあるんですけどね。
持ち運びには気を遣う
まず、通常のマウスよりも厚みがあるので、カバンに入れるとかさばります。ラップトップだけで作業すれば良いのですが、長時間出先で使わなければならないときはマウスを使いたいので、大きいのは不便ですね。
何度か落としたり、雑に扱ったりしても壊れなかったので、耐久性に不満はないのですが…
手にフィットする形状にするためにはある程度のサイズが必要なので、薄くはできないのかもしれませんね。
まあ鞄の中身を整理すれば入ってしまうぐらいのサイズではあります。
ロジクール「MX ERGO」は末長く使い続けられるトラックボールマウス

PC周りのガジェットって、数年で壊れたり、新しい製品のサイクルが来たりするので、何年も使い続けることが少ないです。その中でもMX ERGOは現役で3年間ほぼ毎日使っていますし、今後も使い続けるだろうと思ってます。
執筆時点でロジクールのトラックボールマウスの最上位種はこのMX ERGOです。2017年の発売から年月が経っても上位種やリニューアルがないのは、それだけMX ERGOが完成されたマウスだからかもしれません。
価格は1万円を超えるので、一般的なマウスの中ではハイエンドなモデルですが、数年単位で使い続けられて、毎日触れるモノならば、検討してみる価値は充分にあると思います。
(2022/06/24 21:11:09時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめの記事

MacBook Proにおすすめのアクセサリー・周辺機器16選+α|20代フリーランスの作業環境

「Magic Keyboard」レビュー|MacBook周辺の作業環境を拡張する完全ワイヤレスキーボード

「AirPods Pro」レビュー|音が消える瞬間が心地良い。デメリットを圧倒するブランド力
Amazon中心に買い物をしていない人にも、お得な特典が盛りだくさんのAmazonプライム会員。そのメリットをぎゅっと凝縮して解説しています。
\ まずは無料でお試し /
配達特典、使いたい放題サービス(動画・音楽・本など)が充実