レンズ

「単焦点レンズ」で自分の写真を好きになる!最初の買い足しにおすすめする理由を紹介

ミラーレス一眼カメラを筆頭に、コンパクトで高機能のカメラを手にする方は増えてきました。

カメラと同時に購入した最初のレンズに慣れてくると、次のレンズが欲しくなります。

ただし、レンズは高いもの。5万円でも安い方で、10万超えは当たり前の世界…
新しいレンズを次々に簡単に購入するわけにはいきませんよね。

実は、比較的どのメーカーでも安価で安定した性能を持つレンズの種類があります。「単焦点レンズ」です。
単焦点レンズには、値段以外にも新しく買い足す最初のレンズとしておすすめできる理由がいくつかあるのです。

そこで今回の記事は、

  • 単焦点レンズって何が良いの?
  • レンズって高いんだよね…
  • 安くないからこそ納得いくレンズを選びたい!

このようなお悩みを持つあなたに向けて、フォトグラファーのヒロ(@hiro_hasuike)が「単焦点レンズの魅力」について解説します!

単焦点レンズ:ズームが出来ないレンズ

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの特徴は、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と違って、レンズが交換可能であることが挙げられます。

交換できるレンズの中にも、

  • 単焦点レンズ
  • ズームレンズ

2つの種類があります。

単焦点レンズは、画角が固定されてズームができないレンズです。ズームができないため、自分で動きながら被写体の位置を決めなくてはなりません。その分、ボケやすい(明るい)レンズが多く、写真の歪みも気になりにくい綺麗な写りとなります。

ズームレンズは、文字通りズームができるレンズのことで、通常カメラ本体と同時に買うことが多いレンズです。自分が動けない場合でも画角を自由に決められる反面、ボケにくい(明るくない)点や写真の歪みが気になる場合があります。

どちらが優れているわけではなく、使い道や場面によってレンズを交換していけば良いです。ただ、違いを知っておくと自分の撮りたい写真が撮れやすくなります。

✔️「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」

  • 単焦点レンズ:ボケやすい、明るめ、歪みにくい
  • スームレンズ:ボケにくい、暗め、歪みがある

センサーサイズは「APS-C」と「フルサイズ」に分けられる

さらに、レンズは

  • APS-C用
  • フルサイズ用

の2つのセンサーサイズに分かれます。本体やズームレンズと単焦点レンズそれぞれに、フルサイズ用とAPS-C用が存在しているのです。

カメラの中に搭載されているイメージセンサーのセンサーサイズの違いです。

最もわかりやすい例としては、レンズには【35mm】などの画角が記載されていますが、APS-Cの場合はフルサイズ換算で実質は【52.5mm】相当に変化します。

同じ画角のレンズでも使っているカメラによって、画角は変化します。

APS-C用レンズは、被写体をよく大きく写し、軽量で安価な傾向にあります。フルサイズ機に取り付けると周りが黒く映る=ケラレが発生するため、APS-C機に付けることがおすすめです。

フルサイズ用レンズは、広範囲を写し、高画質で階調表現も豊かになります。レンズと本体共にAPS-Cよりもサイズが大きく重くなりがち。値段も高くなってきます。
しかし、フルサイズ用でもAPS-C機に取り付けて使用ができます。

✔️「APS-C」と「フルサイズ」

  • APS-C:被写体を大きく写せる、軽量、フルサイズに換算するには約1.5倍にする
  • フルサイズ:広範囲を写せる、高画質、ボケ量が大きい

単焦点レンズを使うと「自分の写真が好き」になる

単焦点レンズは、最初に買い足すレンズとして強くおすすめしたいです。
ボケやすいレンズであるため、「まさに一眼!」といった綺麗に背景がボケて、被写体がくっきりと写った写真が撮りやすくなり、写真のモチベーションが上がります。

張り切って一眼レフやミラーレス一眼を買ってみたものの、スマホやコンデジとの違いがわからない写真が撮れてしまって、やる気をなくす…

このような悩みなどないでしょうか。私はありましたが、単焦点を買ったことで「自分の写真が好き」になって、どんどん写真が楽しくなりました。

主観的な理由ですが、好きになって楽しめたことで、写真の勉強をしたり、カメラを持って出掛ける回数が増えたり、良い循環が生まれやすくなったことは事実です。

最初は全て解放(ボカして)撮っていました。後にボカす以外の表現をしてみたくなり、F値やシャッタースピードなどの数値を理解するに至ったのです。

 

さらに画角が固定されるため、自らの足で被写体との距離を測って構図を意識しなくては、好みの写真が撮れません。

ズームレンズで画角を固定して鍛える手段もありますが、うっかりズームしてしまう恐れがあるため、そもそもズームができない単焦点レンズを使う方がおすすめです。

✔️「単焦点レンズ」のメリット

  • ボケやすい(明るい)ので、一眼っぽい写真が撮れてモチベーションが上がる
  • 画角固定により、写真の基礎技術が上がりやすい

SONYのおすすめ単焦点レンズ【APS-C/Eマウント】

新しいレンズを購入すると、写真の視野が広がって一気に楽しみが増えます。今まで撮っていた被写体も、新しいレンズを通すと違った魅力を再発見できるかもしれません。

ただし、レンズは高い買い物。段々と金銭感覚が麻痺してきて、新しいレンズに手を出しまくる状態を「レンズ沼」と表現する場合も。

まずは、厳選して1本のレンズを大事に使いこなしていくと、写真の基礎技術も向上します。
そこで、私が使っているSONYのAPS-C用のおすすめ単焦点レンズをご紹介します。

SONY E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18)

SONY純正のAPS-Cの35mmレンズ。
35mmはとにかく使いやすい画角で、常時装着しているレンズになりやすいです。

私も以前使っていたAPS-Cのカメラでは、ほぼ35mmを使い続けていました。
手頃な値段で、旅行やスナップ写真に使いやすい画角で、F1.8という明るさからポートレートにも向いています。

被写体の近くまで寄って撮影できる点も魅力。最初の買い足しレンズとして35mmをおすすめします。

SONY E 16mm F2.8(SEL16F28)

SONY純正のAPS-Cの16mmレンズ。
とにかく軽くて薄い機動性抜群かつ、16mmの広角の画角で新しい世界を写しだせます。

広角レンズは基本的には価格が高いため、広角でこの値段は手を出しやすいです。
まずは広角を試してみたい方に、始めやすいレンズとなっています。

SONYのおすすめ単焦点レンズ【フルサイズ/Eマウント】

SONYは軽くて高機能なミラーレス一眼カメラから多くのフルサイズ機が発売されています。
私のカメラα7RⅡと同じSONYのフルサイズ用のおすすめ単焦点レンズをご紹介します。

SONY FE 50mm F1.8(SEL50F18F)

SONY純正のフルサイズの50mmレンズ。
フルサイズレンズの中で破格の価格帯でありながら、F1.8で軽量かつコンパクトなスペックを持ちます。

レンズ自体に手ぶれ補正付きで、解像度も高く、スナップからポートレートまで、幅広く安心して使えます。
オートフォーカスが遅い点はネックですが、価格を考えると申し分ありません。

 

ポートレートとスナップ両方に使いやすいため、常時装着していることが多いレンズです。

SONY FE 85mm F1.8(SEL85F18)

SONY純正のフルサイズの85mmレンズ。
ポートレートに最適な85mmの画角で、キレキレの画質でとにかくボケのとろみが美しいです。

価格も手が出しやすく、ポートレート好きなら持っておいて損はないレンズです。
被写体との距離は離れますが、スナップにも使いまわせるところも魅力。

GIZMON のレンズシリーズ

GIZMONのEマウント用レンズ。
実際に「写ルンです」のレンズを再利用した写ルンです風レンズ「Utulens」とそのレンズを2枚使ってフルサイズ換算で17mmの広角レンズ「Wtulens」があります。

「写ルンです」の独特な写りをデジタルで何度も楽しめる夢のようなレンズです。「Wtulens」は超広角で周辺が歪み面白いカットが撮影できます。

写りも良いですが、値段が破格の1万円以下。癖のあるレンズですが、ポートレートやスナップで遊べて、写真の楽しさを思い起こさせてくれます。

F値固定なため、工夫して撮影する必要も出てきて、基礎技術の向上の助けにもなります。

「Utulens」は独特な「写すんです」風に。
ポートレートも面白い。

「Wtulens」ははっきりと周辺が歪んで露出が下がって暗くなります。あえて歪ませて楽しむ方法もあります。

単焦点レンズを2本目のレンズに

さて、最後にまとめます。

まとめ

「単焦点レンズ」をおすすめする理由は、

  1. ボケやすい(明るい)ので、一眼っぽい写真が撮れてモチベーションが上がる
  2. 画角固定により、写真の基礎技術が上がりやすい

の2つです。

初めてレンズを追加で買ったときのワクワク感は忘れません。
どれを選べば良いのか悩まれるかもしれませんが、使ってみないと自分との相性がわからないところは正直あります。

お互い「レンズ沼」にハマらないように気をつけましょう!笑

それでは、良い写真ライフを!
Hasta luego:)

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ヒロ
フリーランスのフォトグラファー / ライター / 潜水士|1993年静岡県生まれ、沖縄県在住 |旅行系企業のECサイト運営 / 販促企画を担当した後、セブ島IT留学を経て、2018年にフリーランス(個人事業主)として独立。写真撮影、水中撮影、執筆、作品制作、Webサイト運営など、個人やチームで幅広く活動中。撮れて書けて潜れてWeb媒体に強い人。|お問い合わせお仕事のご依頼note
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