「SONYのEマウント(α7・α6000シリーズなど)に取り付けられるオールドレンズ」を探し求めている方に届いてほしいです。
オールドレンズとはフィルムカメラの時代に作られたレンズのことです。名前のとおり古いレンズなので、マニュアルフォーカスだったり、中古で傷があったりと、若干の扱いにくさはあります。
でも、オールドレンズは現代の高画質レンズでは出せない、独特なボケ感や色味を体感することができるのです。
今回はSONYのミラーレス一眼(Eマウント)を想定した、おすすめの王道オールドレンズと、特殊なレンズ2種類の合計3種類を作例と共にレビューします。
SONYのミラーレスにおすすめのオールドレンズ
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上記のミラーレスの話は「おすすめのミラーレス一眼カメラ5選。初心者から中級者まで扱いやすい機種とは?」でも書いています。

ほかにも、単焦点レンズについては「単焦点レンズのメリットとは?おすすめのSONYレンズを例に解説」で解説しています。

Helios 44-2 58mm F2|王道のオールドレンズ

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ぐるぐるボケと呼ばれる独特なボケ感とコスパの良さが光るオールドレンズです。ロシア(旧ソ連)製のレンズで、レンズ部分でF値とピントを調整できるようになっています。
全体的にカリカリではなく解像度は柔らかめなんですが、絞っていけばピントの合う部分はカリッとしてきます。
絞りを開放にするほど、ぐるぐるボケは強くなり、周辺光量は落ちていきます。木漏れ日や緑などを写すとわかりやすいです。

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Helios 44-2にはEマウントはないため、他のマウントから変換する「マウントアダプター」が必要です。M42マウントのHeliosを選んで、このマウントアダプターを取り付けましょう。
K&F Conceptのマウントアダプターはコスパが良いのに、デザインも高級感があって好きですね。
Helios 44-2の詳細は「「Helios 44-2 58mm F2」作例レビュー|ぐるぐるボケが特徴的な王道オールドレンズ」にて、作例とともにレビューをしています。

Helios 44-2 58mm F2の作例





Helios 44-2を持って出掛けた時の写真は、「赤焼けの富士山と駿河湾が織りなす西伊豆「御浜岬」の絶景」の記事などに記載しているので、よかったらご覧ください。

Helios 44-2 58mm F2の注意点
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GIZMON Utulens|写ルンです風の薄型レンズ

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正確にはオールドレンズではありませんが、気軽にフィルム写真を楽しめる、FUJIFILMの「写ルンです」のような写りをデジタルで再現したレンズです。
実際に写ルンですに使われていたレンズを再利用して生産されたレンズであるため、本物に限りなく近い写りです。写ルンです風、というか写ルンですのデジタル版。
本家も軽量ですが、Utulensも軽量で薄型なので、旅行や街歩きなどのスナップ撮影に向いています。カメラを持ち歩くのが楽しくなる32mmのレンズです。
接写は得意ではなく、被写体が近いとピントが合いにくいので注意です。でも、それが味になったりもするので、とにかく色々撮ってみることをおすすめします。

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本家の写ルンですと撮り比べてみるのも楽しいです。現像するまで撮った写真を確認できない、撮れる枚数に制限があるところは、やはりフィルムならではの楽しさが詰まっているように思います。
Utulensの詳細については、『「GIZMON Utulens」作例とレビュー|写ルンですのデジタル版。フィルムのようなミラーレス用レンズ』で解説しています。

GIZMON Utulensの作例




実際の写ルンですの作例


軽いカメラと組み合わせると、ポケットにも入るようになります。詳細は「最も軽いミラーレスとレンズの組み合わせはこれだ。|α6000×Utulensの作例とレビュー」の記事で紹介しています。

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GIZMON Wtulens|写ルンですの広角版

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Wtulensは先ほどのUtulensの広角版レンズです。写ルンですのレンズを2枚使用しており、17mmの広角撮影ができます(Utulensは32mm)。
周辺光量の落ちが激しく、中心から四隅に行くほど画像が流れるような写りになります。フルサイズは特に。Utulensよりもクセがかなり強いですね笑
フィルムっぽい質感や周辺光量落ちが好きな方にハマりそうです。
ちなみにWtulensをさらに薄くした「Wtulens L」も発売されています。薄さ以外に写りの違いはないようなので、今から購入される方はLもおすすめです。
詳細は、『「GIZMON Wtulens」作例とレビュー|写ルンですの広角デジタル版。味変のような刺激があって楽しいレンズ』の記事で解説しています。

GIZMON Wtulensの作例




SONYのミラーレスに合うオールドレンズを探す旅
実際に使ってみて、どれもクセが強いながら扱いやすく、仕上がった写真の満足度が高いです。SONYのミラーレスに合うオールドレンズは無数にありそうですが、今後も色々試してレビューしようと思います。
今回紹介したレンズ
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